おしむら歯科ブログ BLOG OSHIMURA

ホワイトニングは値段だけで選んで大丈夫?歯科医院ごとに費用が違う理由

訪問歯科では何ができる?自宅で支える「食べる力」とお口の健康

▸ 「同じホワイトニングなら、安い方がよい」と思っていませんか?

 

こんにちは。おしむら歯科・こども矯正歯科クリニック院長の押村侑希です。

ホワイトニングについて調べていると、歯科医院だけでなく、セルフホワイトニングや市販の商品など、さまざまな選択肢が見つかります。

料金にも幅があるため、

「同じように歯を白くするなら、安い方がよいのでは?」
「歯科医院のホワイトニングは、なぜ高く感じるの?」
「高いホワイトニングほど、白くなるの?」

と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

最初にお伝えしたいのは、料金が高ければ必ず良いわけでも、安ければ悪いわけでもないということです。

ただし、「ホワイトニング」と呼ばれていても、使用するもの、施術を行う人、事前の診査、施術回数、アフターケアなどは同じではありません。そのため、表示されている1回分の料金だけでは、施術内容を正確に比較できないことがあります。

大切なのは、「いくらか」だけでなく、「その料金に何が含まれているか」を確認することです。

この記事の要点まとめ

  • 「ホワイトニング」と呼ばれるサービスでも、目的や方法は同じではありません
  • 歯科医院のホワイトニングには、口腔内診査や施術中の管理、知覚過敏への対応なども含まれます
  • 料金は、施術回数、ホームホワイトニング用品、マウスピース、ケア用品などによって変わります
  • 高いコースを選べばよいのではなく、現在の歯の色と目標に合うプランを選ぶことが大切です
  • おしむら歯科では、研修を受けた歯科衛生士がボーテ式ホワイトニングを担当します

▸ そもそも「ホワイトニング」は、すべて同じではありません

 

 歯の表面の着色と、歯そのものの色は異なります

 

一般に「ホワイトニング」という言葉は、歯の表面についた着色を落とすことから、薬剤を使って歯そのものを漂白することまで、幅広い意味で使われています。

日本歯科医師会は、狭い意味でのホワイトニングを、歯を削らずに主に過酸化水素などの漂白剤で歯を化学的に白くする処置と説明しています。

コーヒーや紅茶、たばこなどによる歯の表面の着色であれば、クリーニングで歯本来の色に近づけられる場合があります。一方、加齢などによって歯の内部から黄ばんでいる場合は、歯科医院でのホワイトニングが選択肢になります。


つまり、

  • 歯の表面の汚れを落とす
  • 歯そのものの色を明るくする
  • 歯の表面を一時的に明るく見せる


といった方法は、目的も仕組みも異なります。

料金を比較するときは、まず「どのような方法で、どこまでの白さを目指す施術なのか」を確認する必要があります。

 

▸ 歯科医院のホワイトニングの料金には、何が含まれている?


 1.ホワイトニングが適しているかを調べる診査


ホワイトニングは、すべての歯に同じように行えるわけではありません。

むし歯、歯のひび、知覚過敏、歯ぐきの炎症などがある場合は、薬剤がしみたり、症状が強く出たりする可能性があります。歯の表面に着色がついているだけであれば、ホワイトニングではなく、クリーニングが適していることもあります。

また、被せ物や詰め物などの人工歯は、ホワイトニング剤では白くなりません。周囲の天然歯だけが白くなると、色の差が目立つ場合があるため、あらかじめ治療全体の順番を考える必要があります。

歯科医院では、単に薬剤を塗るのではなく、最初にお口の状態を確認し、ホワイトニングを行ってよい状態かを判断します。

この診査も、歯科医院でホワイトニングを受ける大切な価値の一つです。

 

 2.現在の色と目標の白さを確認するカウンセリング

 

「できるだけ白くしたい」という方もいれば、「白くなりすぎず、自然な印象にしたい」という方もいます。


また、

  • 結婚式や写真撮影までに白くしたい
  • 営業や接客の仕事に合わせて口元を整えたい
  • 長期間かけて、少しずつ白くしたい
  • 過去のホワイトニング後の色戻りを整えたい


など、目的や期限も一人ひとり異なります。


おしむら歯科では、ホワイトニングセラピストが約60分の無料カウンセリングを行い、現在の歯の色、お悩み、目標、生活スタイルなどを確認したうえでプランをご提案しています。

最初に目標を決めず、回数だけを重ねてしまうと、必要以上の費用や通院が発生することがあります。

どの程度の白さを、どのくらいの期間で目指すのか。その道筋を最初に整理することが重要です。

 

 3.施術を担当する人の知識と技術

 

歯科医院のオフィスホワイトニングでは、歯科医師または歯科衛生士が施術を担当します。

ボーテ式ホワイトニングでは、国家資格を持つ歯科医師・歯科衛生士が所定の研修を受け、技術や接遇を学んだうえで施術を行います。

ホワイトニングの施術品質は、薬剤や機器だけで決まるものではありません。

お口の状態を確認すること、歯ぐきや唇に薬剤が触れないよう配慮すること、施術中の違和感に気づくこと、歯の色の変化を確認すること、必要に応じて施術計画を調整することも重要です。

おしむら歯科では、ボーテ式ホワイトニングを歯科衛生士の専門業務の一つとして位置づけています。ホワイトニングだけでなく、歯周病治療、メンテナンス、矯正治療など、幅広い口腔ケアに携わる歯科衛生士が担当します。

 

 4.施術後のケアと色戻りへの対応

 

ホワイトニングで得られた白さは、永久に変わらないわけではありません。

食生活、喫煙、口腔内の状態などによって、少しずつ色戻りが生じます。白さを維持するためには、定期的なチェック、クリーニング、必要に応じた追加のホワイトニングが大切です。

ボーテ式ホワイトニングでは、施術後にアパタイト配合ペーストで歯面をコーティングします。当院では、この処置を行うことで、施術直後のコーヒーや紅茶などに関する飲食制限を設けていません。

ただし、飲食制限がないことと、将来の色戻りがまったく起こらないことは同じではありません。白さを保つためには、毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスが必要です。

 

▸ おしむら歯科のホワイトニングは「高い」?

 

おしむら歯科のオフィスホワイトニングは、1回60分で22,000円(税込)です。

また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたボーテ式のコースは、次の料金となっています。

プラン 期間 税込費用 主な内容
オフィスホワイトニング 1回60分 22,000円 院内で行うホワイトニング
ホームホワイトニング ご自宅で実施 27,500円 オーダーメイドマウスピース、ホームジェルなど
ブロンズコース 1か月 69,300円 オフィス2回、マウスピース、ホームジェル、ケア用品など
シルバーコース 2か月 117,700円 オフィス4回、マウスピース、ホームジェル、ケア用品など
ゴールドコース 3か月 163,900円 オフィス6回、マウスピース、ホームジェル、ケア用品など
ダイヤモンドコース 1年間 220,000円 オフィス9回、マウスピース、ホームジェル、ケア用品など


料金は記事掲載時点のものです。詳しい内容や最新の料金は、当院のホワイトニングページでご確認ください。

コースの総額だけを見ると、「少し高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、コース料金には、オフィスホワイトニング1回分だけではなく、

  • 複数回のオフィスホワイトニング
  • お口に合わせたオーダーメイドマウスピース
  • 自宅で使用するホームジェル
  • しみや色戻りに配慮したケア用品
  • 一定期間にわたる白さの確認と施術計画


が含まれています。

単発の施術料金と、一定期間のプログラム料金は、同じ条件では比較できません。当院が重視しているのは、価格をできるだけ低く見せることではなく、目標の白さを決め、適切な方法で進め、得られた白さを維持するところまで考えることです。

 

▸ 高いコースを選べば、必ず白くなる?

 

高いコースを選べば、すべての方が同じように白くなるわけではありません。

ホワイトニングの変化には、もともとの歯の色、黄ばみの原因、歯の厚み、被せ物や詰め物の有無、生活習慣などが関係します。また、希望する白さによって必要な回数も異なります。日本歯科医師会も、オフィスホワイトニングの変化や色戻りには個人差があると説明しています。


たとえば、

  • 初めてなので、まず1回受けてみたい
  • 大切な予定に向けて、比較的短期間で整えたい
  • 自宅で自分のペースで続けたい
  • 明るい白さを目指し、その後も維持したい


では、適したプランが異なります。

最も高いプランを選ぶことが正解なのではありません。必要な施術内容を過不足なく選ぶことが、結果として納得できるホワイトニングにつながります。

 

▸ ホワイトニングを値段だけで選ぶ前に確認したいこと


歯科医院や施術プランを選ぶ際は、次の点を確認してみてください。

  • 施術前にお口の中を確認してもらえるか
  • ホワイトニングが適している歯か説明してもらえるか
  • 誰が施術を担当するのか
  • 現在の色と目標の白さを確認してもらえるか
  • 表示料金に何が含まれているか
  • 必要な施術回数や期間を説明してもらえるか
  • 知覚過敏などが起きた場合に相談できるか
  • 色戻りへの対応やメンテナンスがあるか
  • 費用だけでなく、リスクや限界も説明されているか


「1回○円」という表示だけでは分からない部分に、施術内容やサポート体制の違いが表れることがあります。十分な説明を受け、納得してから始められることを大切にしてください。

 

■よくある質問

Q. ホワイトニングは1回でも白くなりますか?

A. 1回の施術でも、歯の色の変化を感じられる場合があります。ただし、もともとの色や黄ばみの原因、希望する白さによって必要な回数は異なります。当院では、現在の色と目標を確認したうえで、おおよその回数をご説明します。


Q. ホワイトニングはしみませんか?

A. ボーテ式ホワイトニングでは、痛みやしみに配慮した薬剤と施術方法を採用していますが、まったく症状が出ないことを保証するものではありません。施術中や施術後に、一時的な痛みや知覚過敏が出る場合があります。症状がある場合は、施術方法や頻度を調整します。


Q. ホワイトニング後にコーヒーを飲んでもよいですか?

A. 当院のボーテ式ホワイトニングでは、施術後にアパタイト配合ペーストで歯面をコーティングするため、施術直後の飲食制限は設けていません。ただし、日常的なコーヒー、紅茶、ワイン、喫煙などは、長期的な色戻りに関係することがあります。

Q. 被せ物や詰め物も白くできますか?

A. ホワイトニング剤で白くできるのは、原則として天然歯です。セラミックやレジンなどの人工物は白くならないため、ホワイトニング後に周囲の歯との色の差が気になる場合は、詰め物や被せ物のやり替えを検討することがあります。

Q. 妊娠中や授乳中でも受けられますか?

A. 当院では、妊娠中・授乳中の方へのホワイトニングは行っていません。また、永久歯が生えそろった18歳以上を一つの目安としています。20歳未満の方には、保護者の承諾をお願いしています。

 

▸ 料金の「安さ」ではなく、納得できる内容かを確認しましょう

 

ホワイトニングを選ぶ際に、料金は大切な判断材料です。

しかし、料金だけでは、

  • 自分の歯に適した方法なのか
  • 誰が施術するのか
  • どの程度の期間が必要なのか
  • どのように白さを維持するのか
  • 症状が出たときに対応してもらえるのか


までは分かりません。

おしむら歯科では、ホワイトニングセラピストによる無料カウンセリングを行っています。現在の歯の色やお口の状態を確認し、希望する白さ、期間、ご予算、生活スタイルを伺ったうえで、必要なプランをご提案します。最も高いコースを一律におすすめするのではなく、その方に必要な施術内容を一緒に考えます。


また、当院では予約不要の無料託児サービスもご利用いただけます。小さなお子さんがいる方も、施術中は院内の保育士にお預けいただけます。


「ホワイトニングに興味はあるけれど、どの方法が合うか分からない」
「費用に見合う内容なのか、まず説明を聞きたい」
「過去にホワイトニングでしみたことがあり、不安がある」


という段階でも構いません。

価格表を見るだけでは分からない部分も含めて、丁寧にご説明します。まずはお気軽にご相談ください。

 

▸ 自由診療に関するご案内

 

ホワイトニングは、原則として公的医療保険が適用されない自由診療です。

当院での標準的な費用は、オフィスホワイトニング1回22,000円(税込)、ホームホワイトニング27,500円(税込)、ボーテ式ホワイトニングの各コース69,300~220,000円(税込)です。

施術期間は、1回のオフィスホワイトニングから、1か月~1年間のコースまで、目標とする白さによって異なります。

施術中または施術後に、一時的な痛み、しみる感覚、知覚過敏が生じる場合があります。歯の状態によっては、希望する白さに到達しない場合があります。詰め物や被せ物などの人工歯は、ホワイトニングでは白くなりません。また、時間の経過や飲食習慣によって色戻りが生じます。

施術前に、内容、費用、期間、想定されるリスクについてご説明し、ご納得いただいたうえで施術を行います。

押村侑希

歯科医師


おしむら歯科・こども矯正歯科クリニック

院長

押村侑希

▶ 監修者プロフィール

経歴
2001年 南山高校女子部卒業
2007年 愛知学院大学歯学部歯学科卒業
2017年 日本成人矯正歯科学会認定専門医コース修了(2年)
2018年 Dr John flutter(ブリスベン開業)診査診断コース修了
2019年 おしむら歯科・こども矯正歯科クリニック院長就任
2020年 愛知県歯科医師会食育推進委員、ユマニテク歯科衛生士専門学校非常勤講師
2023年 愛知県歯科医師会調査室参与
資格・所属学会
日本顎咬合学会認定医
日本成人矯正学会会員
日本摂食嚥下リハビリテーション学会会員
メタルフリー歯科学会 認定医