インビザラインのアタッチメント Q&A すぐ取れる?痛い?いつまでつけるの?|マウスピース矯正(インビザライン)|名古屋市中川区のおしむら歯科

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インビザラインのアタッチメント Q&A すぐ取れる?痛い?いつまでつけるの?


歯を動かす力を強めたり、複雑な歯の動きを行いやすくするインビザラインの補助処置「アタッチメント」。


今回は、「アタッチメント」に関して、よくあるご質問にQ&A形式でお答えします。


Q1.アタッチメントが取れた… どうすればいいの?


A1.マウスピースの装着を継続し、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう


接着力を高めているため、通常、歯に取り付けたアタッチメントの突起が取れることはあまりありません。


あまりありませんが、もし、アタッチメントが取れてしまった場合は、マウスピースの装着は継続するようにしましょう。


マウスピースの装着を継続しながら、できるだけ早く、インビザラインの矯正を受けている歯科医院に連絡&受診しましょう。歯科医院では、歯科医師がアタッチメントをつけ直す処置を行います。


{アタッチメントのつけ直しはどれくらい費用がかかるの?つけ直しの費用はどっち持ち?}


一概にいくらかかる、とは言えないのですが、一般的には、アタッチメント1つにつき5,000円~1万円程度のつけ直し費用がかかることがあります(※)。


(※)平均的な費用感です。インビザラインのプランやクリニックに
より、アタッチメントのつけ直しにかかる費用が異なります。


Q2.アタッチメントがすぐ取れるんだけど…


A2.誤った方法でのマウスピースの脱着などが原因で、アタッチメントが取れてしまう場合があります


接着力を高めているため、通常、アタッチメントが取れてしまうことはあまりありません。


通常は取れにくいですが、以下のような原因により、アタッチメントが取れてしまう場合も。


[アタッチメントが取れてしまう主な原因]


  1. 力任せにグイッとマウスピースを外すなど、誤った方法でのマウスピースの脱着

  2. 氷や飴玉など、日常的に硬い物を噛んでいる

  3. 歯ぎしり・食いしばりの癖があり、マウスピースに過剰な負荷がかかっているor生まれつき、噛む力が強い

  4. 不適切な位置にアタッチメントを取り付けている(歯科医院(歯科医師・インビザライン)側のミス)


上記のような原因でアタッチメントが取れてしまったときは、原因に応じ、適切な方法でケア・対処を行うことが重要です。


≪対処方法≫


  1. 適切な方法でマウスピースを脱着する

  2. 氷や飴玉など、矯正中、硬い物を噛むことはできるだけ避ける

  3. 矯正前に口腔筋機能療法(MFT)を行い、噛む力を正常な状態に近づける

  4. 入念に精密検査を実施し、それぞれの症例に応じて、適切な位置にアタッチメントを取り付ける(歯科医院(歯科医師・インビザライン)側で注意すべきこと)


Q3.アタッチメントはいつまでつけるの?


A3.矯正開始後1ヶ月頃~矯正終了までつける場合が多いです


患者さまや症例によって異なりますが、通常、矯正開始後1ヶ月頃~矯正終了までアタッチメントをつける場合が多いです。


Q4.アタッチメントをつけた後、マウスピースを装着しているときに歯が痛い…


A4.歯を動かす力を強めることに伴い、アタッチメントをつけた後、歯が痛む場合があります


アタッチメントは歯を動かす力を強めたり、複雑な歯の動きを行いやすくするための補助処置です。


歯を動かす力を強めることに伴い、アタッチメントをつけた後、マウスピースの装着時に歯が痛む場合があります。


≪対処方法≫


  1. 我慢できる程度の痛みの場合は、特に処置はせず、様子を見る(歯を動かす力を強めることに伴う生体現象のため、特に処置は行いません)

  2. 抗炎症作用が少ないカロナール系の痛み止めを飲む

  3. アタッチメントを取りつける場所を変える(治療計画の修正・変更が必要になる場合があります)


Q5.アタッチメントをつけた後に口内炎ができた…


A5.マウスピースを外している時間が長いと、アタッチメントの突起の刺激によって口内炎ができる可能性があります


インビザライン矯正中、マウスピースを外している時間が長いと、頬の内側の粘膜にアタッチメントの突起がふれる時間も長くなります。


そのため、アタッチメントの突起の刺激により、口内炎ができる可能性も。


≪対処方法≫


  • お食事と歯磨き以外はマウスピースを装着する(インビザライン矯正では、1日につき20~22時間以上のマウスピースの装着が必須です)


Q6.アタッチメントが着色しちゃった…


A6.着色性飲食物が原因でアタッチメントが着色する場合があります


インビザラインでの矯正中、カレーやキムチ、着色性の飲料などの着色性飲食物が原因でアタッチメントが着色する場合があります。


≪対処方法≫


  1. 飲食後にしっかり歯を磨く(アタッチメントが取れないよう、軽い力でブラッシングしましょう)

  2. マウスピースをつけたまま、飲食しない(マウスピースと歯のあいだに着色性飲食物が入り込み、歯・アタッチメントが着色しやすくなります)


なお、アタッチメントの着色が気になる場合は、定期通院の際に歯・アタッチメントをクリーニングしてもらいましょう。ある程度ですが、歯・アタッチメントの着色を落とせる場合があります。


アタッチメントの着色があまり落ちず、どうしても着色が気になる場合はアタッチメントをつけ替える処置を行う選択肢も(※)。


(※)着色など、患者さま側の原因によるアタッチメントのつけ替えは、
患者さまにつけ替え費用をご負担いただく場合がございます。


【アタッチメントの使用により、歯列矯正の可能性を高められます】


今回は、「インビザラインのアタッチメント よくあるご質問」にQ&A形式でお答えをさせていただきました。


インビザラインでの矯正の可能性を高められる、独自技術「アタッチメント」。


今後も、インビザラインからアタッチメントのような独自技術が生まれるのでしょうか? 楽しみに待ってみたいところですね。


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おしむら歯科では、日本矯正歯科学会の矯正認定医による矯正治療を行っています。


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おしむら歯科こども矯正歯科クリニック
歯科医師
押村 侑希

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