「矯正を受けたいけど、目立つのはイヤ…」
「インビザラインなら目立たないのかな?」
「目立ちにくいワイヤー矯正ってあるの?」
矯正、と聞いて「目立つ」という印象をお持ちの方は少なくありません。
従来のワイヤー矯正はブラケットや金属製のワイヤーを歯の表側につけるため、目立ってしまいます。
現在は、透明なマウスピースをつけて歯を動かす「インビザライン」をはじめとして、透明なブラケット装置を使う「クリアブラケット」、ワイヤーを白くした「ホワイトワイヤー」などがあり、『目立ちにくい矯正』のバリエーションが増えています。
今回は、できるだけ目立たずに矯正をしたい方におすすめの『目立ちにくい矯正』を装置の種類別にご紹介いたします。それぞれの種類ごとの矯正中の見え方について解説していますので、ぜひ、ご参考になさってください。
目次
■インビザライン(マウスピース矯正)
◎厚さ0.5mmほどの透明なマウスピースを装着して歯並びを整えます
インビザラインでは、厚さ0.5mmほどの透明なマウスピースを装着して歯並びを整えます。
マウスピースが透明で薄いため、ちょっと見ただけでは矯正をしていることを気づかれにくいです。
1m以内に近づいても口元をしっかり見ないとマウスピースをつけていることがわからないほど、目立ちにくいのがインビザラインの特徴です。
■クリアブラケット(ワイヤー矯正)
◎透明なブラケット装置を歯の表面に取り付けます
クリアブラケットとは、プラスチック製の透明なブラケットを歯の表面(歯の表側)に取り付ける、ワイヤー矯正の装置のバリエーションの一つです。
従来のワイヤー矯正は金属製のブラケットを用いるため、目立ちやすいです。クリアブラケットは透明なブラケットで歯の色を邪魔しません。歯の色になじみやすく、目立ちやすさが軽減されます。
■ホワイトワイヤー(ワイヤー矯正)
◎白く塗ったワイヤーを歯の表面に取り付けます
ホワイトワイヤーとは、白く塗ったワイヤーをブラケット装置に通して歯の表面(歯の表側)に取り付ける、ワイヤー矯正の装置のバリエーションの一つです。
白く塗ったワイヤーで歯の色になじみやすく、目立ちやすさが軽減されます。
■裏側矯正(ワイヤー矯正)
◎歯の裏側に装置を取り付けます
裏側矯正とは、歯の裏側に装置を取り付けるワイヤー矯正です。
歯の表側に装置をつける従来のワイヤー矯正(表側矯正)と異なり、裏側矯正は歯の裏側(舌側)に装置をつけるため、目立ちやすさが軽減されます。
正面から見たときは何もつけていないように見えるのが裏側矯正の特徴です。ただし、左右や上下など、角度によってはチラリと装置が見えてしまう場合があります。
■ハーフリンガル矯正(ワイヤー矯正)
◎上の歯に裏側矯正、下の歯に表側矯正を行います
ハーフリンガル矯正とは、上の歯に裏側矯正、下の歯に表側矯正を行うワイヤー矯正です。
目立ちやすい上の歯の裏側に装置をつけ、唇で隠れて目立ちにくい下の歯には表側に装置をつける特殊な矯正方法となります(日本国内ではハーフリンガル矯正を行う歯科医院は少ないです)。
ハーフリンガル矯正は下の歯の表側に装置をつけるため、矯正中に装置が舌を傷つけてしまうトラブルを防ぎやすい、装置による発音の支障が起きにくい、などの点が主なメリットです。
ただし、大きく口を開けたときは下の歯の装置が見えるほか、上の歯も角度によっては裏側につけた装置が見えてしまうことがあります。
【目立ちたくない方は「インビザライン」がおすすめです】
目立ちにくい矯正には多くの種類があります。
矯正を受ける際は、歯並びの乱れ方、ライフスタイル、思い描く理想の歯並びなど、ご自身の歯の症状やご希望に合った矯正方法を選ぶことが大切です。
さまざまな種類がありますが、とにかく目立ちたくない方は「インビザライン」がおすすめです。インビザラインは透明なマウスピースで一見すると何もつけていないように見えるほど、目立ちにくい点が特徴です。目立ちにくさに加え、痛みが少ない、食事の制限がほとんどない、歯をしっかり磨けるなど、インビザラインにはほかにもたくさんのメリットがあります。
– 矯正治療の無料相談を受け付けています-
「できるだけ目立ちにくい矯正がイイ」
「痛くない矯正ってあるの?」
など、矯正に関するご質問があるときは当院までお気軽にご相談ください。
カウンセリングでは日本矯正歯科学会の矯正認定医、および、日本顎咬合学会の認定医が患者様のお悩み・ご希望をしっかりとお伺いし、お1人お1人に合った治療方法をご提案させていただきます。