インビザラインではマウスピースのつけ忘れに注意!|マウスピース矯正(インビザライン)|名古屋市中川区のおしむら歯科

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インビザラインではマウスピースのつけ忘れに注意!



インビザライン矯正中、気をつけるべきポイントに「マウスピースのつけ忘れ」があります。飲食の際やでかけるとき、うっかり、マウスピースをつけ忘れてしまったご経験がある方も多いのではないでしょうか?


インビザラインでは1日20時間以上のマウスピースの装着が必要になります。矯正治療を成功させるためには、定められた時間、マウスピースを装着することが大切です。


■インビザライン矯正中、マウスピースをつけ忘れやすい場面


インビザライン矯正中は、主に以下のような場面でマウスピースをつけ忘れやすいです。


①飲食時


インビザラインを含め、マウスピース矯正では矯正中の飲食時にかならずマウスピースを外す必要があります(水を除く)。ちょっとした飲食でもマウスピースを外さなければならないため、飲食が終わった後についついマウスピースをつけ忘れてしまうことも。


{お酒を飲んだときのマウスピースのつけ忘れに注意しましょう}


忘れやすい飲食時の中でも特に多いのがお酒を飲んだときのマウスピースのつけ忘れです。アルコールによりリラックスした気分になることで注意力が散漫になり、マウスピースをつけ忘れやすくなります。


②歯みがき時


歯みがきのときにはマウスピースを外してブラッシングします。インビザラインは矯正中でもいつもどおりの歯みがきができるため、ブラッシングをしているうちに矯正をしていることを忘れてしまうケースが少なくありません。特に、眠気が強い就寝前の歯みがきの際にマウスピースをつけ忘れる方が多いようです。


③でかけるとき


忙しい朝の通学時や出社時、遅刻しそうなときなど、でかけるときにマウスピースをつけ忘れてしまう方が少なくありません。近年では、マスクはしたのにマウスピースはつけ忘れる…というケースが多いです。


■インビザライン矯正中にマウスピースをつけ忘れるとどうなるの?


インビザライン矯正中、1日程度マウスピースをつけ忘れたとしても矯正が失敗することはほぼありません。ただし、つけ忘れが日常化してしまい、しょっちゅうマウスピースをつけ忘れると以下のような悪影響が発生するおそれがあります。


つけ忘れのデメリット①「矯正効果が薄れ、治療計画どおりに歯が動かなくなる」


インビザラインは1日20時間以上のマウスピース装着が必要です。つけ忘れにより、定められたマウスピースの装着時間を守らなかった場合は矯正効果が薄れてしまい、治療計画どおりに歯が動かなくなる可能性があります。


治療計画どおりに歯が動かなくなると矯正期間が終了したときに理想の歯並びを得られなかったり、治療の延長・治療のやり直しが必要になるケースがあります。


つけ忘れのデメリット②「後戻りが起きやすくなる」


マウスピースは歯を動かすと共に、歯を押さえることで歯並びが後戻りするのを防ぐ役割も持っています。マウスピースをつけ忘れると歯の押さえがなくなり、歯並びの後戻りが起きやすくなります。


■マウスピースのつけ忘れを防ぐためのポイント


インビザライン矯正中は以下のポイントを意識することでうっかりマウスピースをつけ忘れるミスを防ぎやすくなります。


ポイント①「スマホのリマインダーやアラームをセットしておく」


飲食時やでかけるときなどにスマホのリマインダーやアラームをセットしておくことでマウスピースのつけ忘れを防ぎやすくなります。特につけ忘れが多いお酒の席ではリマインダーやアラームがマウスピースのつけ忘れ防止に役立ちます。


ポイント②「飲食時や歯みがき時には目に見えるところにマウスピースを入れたケースを置く」


飲食時や歯みがき時には目に見えるところにマウスピースを入れたケースを置くことでつけ忘れを防ぎやすくなります。


インビザライン矯正中、マウスピースを外すときにはかならずケースの中に入れてください。むきだしのままでマウスピースを置くと細菌がついたり汚れてしまうおそれがあります。また、マウスピースが透明なためむきだしのまま置くと周りの景色となじんでしまい、マウスピースをつけ忘れることも


ポイント③「でかけるときは予備のマウスピースを持ち歩く」


これはつけ忘れを防ぐためのポイントと言うよりはもしものときのための対策なのですが、でかけるときに予備のマウスピースを持ち歩くことでマウスピースをつけ忘れたときに予備の物で対応できます。


予備のマウスピースは現在つけているマウスピースの1つ後の物にしてください。


【インビザライン矯正中はマウスピースの再装着を忘れないようにしましょう】


透明なマウスピースで目立ちにくく、矯正中の痛みも少ないなど、インビザラインはメリットが多い治療法です。メリットが多い一方、取り外し式のためついついマウスピースをつけ忘れてしまうことも。


理想の歯並びを手に入れるため、矯正中は今回お伝えしたポイントをご参考にしてマウスピースの再装着を忘れないようにしましょう。

おしむら歯科こども矯正歯科クリニック
歯科医師
押村 侑希

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