
赤ちゃん・小さなお子さんをお持ちの親御さんにお伺いします。
お子さんは、指しゃぶりをしていますか?
「えっ… しているけど… ダメなの?」
いえ、すべての指しゃぶりがダメ、という訳ではありません。
しかし、“ある時期”を過ぎた後の指しゃぶりは、出っ歯などの歯並びの乱れをひき起こす原因になるおそれも。
目次
■指しゃぶりはいつから~いつまでなら大丈夫?
◎3~4歳以上になっても指しゃぶりを続けていると、出っ歯などの歯並びの乱れをひき起こしやすくなります
赤ちゃん・小さな子どもの時期の、指しゃぶり。
赤ちゃん・小さな子どもならではの、可愛らしい姿ですよね。
指しゃぶりについては、0~3歳頃までであれば、大きな問題が起きることはあまりないとされています。
ただし、3歳頃を過ぎた後、3~4歳以上になっても子どもが指しゃぶりを続けている場合は、注意が必要です。
3~4歳以上になっても指しゃぶりを続けていると、以下のような歯並びの乱れをひき起こしやすくなります。
[3~4歳以降、指しゃぶりを続けていると、ひき起こされやすくなる歯並びの乱れの例]
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出っ歯
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開咬(かいこう:上下の前歯が閉じられず、奥歯に負担がかかっている歯並びの乱れ)
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ガタガタの歯並び(叢生:そうせい)
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歯列狭窄(しれつきょうさく:歯並び(歯列)が前歯に向かってすぼまる形でV字状に狭まってしまう歯並びの乱れ)(=狭窄歯列弓)
◎歯並びの乱れのほか、顎の発育異常、口呼吸、舌癖、低位舌など、指しゃぶりは様々な悪影響が生じる原因になる場合も
3~4歳以降の継続的な指しゃぶりは、上記のような歯並びの乱れをひき起こす大きな原因の一つ。
歯並びの乱れのほか、3~4歳以上になっても指しゃぶりを続けていると、以下のような悪影響が生じるおそれがあります。
[3~4歳以降、指しゃぶりを続けていると、ひき起こされやすくなる悪影響の例]
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歯並びの乱れ(出っ歯、開咬、ガタガタ歯、歯列狭窄など)
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顎の発育異常(顎が左右にゆがむ、顎が横にずれるなど)
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口呼吸(歯並びの乱れ・顎の発育異常をひき起こす大きな原因の一つ)
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舌癖(ぜつへき:上下の前歯のすき間に舌を出すなど=歯並びの乱れ・顎の発育異常をひき起こす大きな原因の一つ)
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低位舌(ていいぜつ:下顎の歯列の中に舌が落ち込む=口呼吸・歯並びの乱れ・顎の発育異常をひき起こす大きな原因の一つ)
■3~4歳以降の指しゃぶりを防止するために 指しゃぶりのやめさせ方のポイント
◎無理にやめさせようとせず、子どもの「興味」「安心」につながる方法を試してみましょう
上記では、指しゃぶりによる様々な悪影響をお伝えさせていただきました。
指しゃぶりによる悪影響と聞き、親御さんの中には、「そんなに指しゃぶりが良くないなら、無理にでもやめさせなきゃ…」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「良くない習慣だから、早くやめさせなきゃ」というお気持ちはよく、わかります。しかし、小さな子どもの指しゃぶりは、無理にやめさせるのは、実はあまり良くありません。
赤ちゃん・小さな子どもは、漠然とした不安感・寂しさなどから、自然と指しゃぶりをするとされています。不安感・寂しさがあるため、“心のよりどころ”として赤ちゃん・子どもが指しゃぶりをしていることも。
不安感・寂しさがある小さな子どもに「やめなさい!」としかると、子どもの不安感・ストレスが増し、子どもが余計に指しゃぶりをしてしまう場合があります。
指しゃぶりをやめさせる際には、無理にやめさせようとせず、子どもの「興味」「安心」につながる以下のような方法を試してみましょう。
[3~4歳以上になっても子どもが指しゃぶりをしている場合の、やめさせ方の例]
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「指しゃぶりをやめなさい!」など、しかったり、無理にやめさせようとしない
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親御さんが絵本を読み聞かせる、または、お子さんといっしょに絵本を読む(興味を絵本に向けることが目的です)
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子どもといっしょに遊んであげる(積み木やパズルなど、手を動かす遊びが、指しゃぶりをする暇がなくなるのでおすすめです)
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寝る前にお子さんの手指を握って添い寝してあげるなど、親御さんによるお子さんへのスキンシップを増やす(手指を握ることで指しゃぶりができなくなる+お子さんが安心しやすくなります)
【お子さんの指しゃぶり・口呼吸・舌癖などの悪い癖、歯並びの乱れなどでお悩みの方はお気軽にご相談ください】
「指しゃぶりによる悪影響」「3~4歳以降の指しゃぶりのやめさせ方のポイント」のお話をさせていただきました。
今回、指しゃぶりをやめさせるためのポイントをお伝えしましたが、親御さんだけでは、なかなか、お子さんの指しゃぶりをやめさせられないことも。
お子さんの指しゃぶりをやめさせられないなど、
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お子さんの悪い癖(指しゃぶり、口呼吸、舌癖など)
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歯並びの乱れ
でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。相談費は無料です。
ご来院いただいた際は、歯科医師がお子さんの歯並びや顎の状態、悪い癖の有無をチェックします。入念にチェックを行った上で、それぞれのお子さんに合った適切な治療方法をご提案いたします。
– おしむら歯科の小児矯正「マイオブレース」「バイオブロック」のご紹介 –
おしむら歯科では、指しゃぶり、口呼吸、舌癖(ぜつへき)など、歯並びを乱れさせる悪い癖の根本的な改善にアプローチする「マイオブレース」による小児矯正を行っています。
マイオブレースとは、マウスピース(トレーナー)を用い、お子さんの顎の健全な成長をうながす小児矯正です。
顎の骨が未成熟な5~8歳頃にマイオブレースを行うことでお子さんの悪い癖の改善にアプローチし、顎の健全な成長をうながします。顎が健全に成長すると、生え変わりの際にまっすぐ永久歯が生えやすいです。
まっすぐ生えた永久歯により、将来の綺麗な歯並びを得やすくなります。適切に顎が広がることで、バランスの取れたお顔立ちになる効果も期待できます。
{「バイオブロック矯正」で子どもの顎を適切に広げ、顎の健全な成長を誘導します}
「マイオブレース矯正」と共に、おしむら歯科では、取り外し式の拡大装置で子どもの顎を適切に広げ、顎の健全な成長を誘導する「バイオブロック矯正」も行っています。