当院の 『こども矯正』取材に来ていただいたライターさんの感想です。
まさに私達が1番大事にしている事を受け取って頂きました^_^ これからも少しでも多くの子供達やそのご家族の笑顔のお手伝いできたら良いなと思ってます^_^
許可をいただきまして紹介させて頂きます
以下↓
子供を一人の人間として扱う
先日の岡山に続き、昨日は名古屋にて取材。
歯科医院へお伺いするのでレンタカーで向かい、ドアtoドアで三密を避けた移動。
サージカルマスクとメガネで防備して入ると、白衣と医療用の帽子を貸してくださる。
スタッフさんがみんな明るくて、優しい。
28人のスタッフが連携して働く様は壮観。
歯列矯正の子供たちとのコミュニケーションが面白かった。
ピアノやサッカーなどの習い事の先生と生徒みたい。
楽しそうにやってる子もいれば、グズグズ言う子もいる。
先生の方も、その子のありのままを受け止めて接している。
「面倒くさいから、マウスピースを付けたくない」と言う子がいた。
歯が綺麗に並んでいる。
先生は「そうか、面倒くさいんだね」と受け止めてからA4の紙に印刷した写真を見せる。
「前はこういう歯並びだったのが、いま直っているけど、また少しずつこっちに戻っていくよ」
写真の歯は、ほぼ水平に見えるくらいの出っ歯。
「でも、したくない」と言う子と、ニコニコ話している。
代替案を出す。
かわりにエクササイズを頑張る、大人になって出っ歯でも我慢する、そのかわりこんな弊害が起こる……など教えている。
子供をひとつの独立した人格として扱っているのが分かった。
その子は最終的に「マウスピースをつける」と言った。
大人にとって都合の良い結論に至らないケースも沢山あるに違いない。
それでも辛抱づよくコミュニケーションをとっていくのだろう。
時間をかけて信頼をつくり、信頼の上で治療するのだ。 歯科医に連れていくのは親だが、その歯で生きていくのは子供だ。
その歯は、自分のもの。
「歯列矯正は自分ごと」と理解することが、子供の治療のスタート地点なのだと学んだ。
歯列矯正をすると全身の骨格も改善されると聞いたが、骨格のみならず生活の背骨、物事の受けとめ方というものにも大きな影響があるのではないかと感じた。
押村先生、昨日は貴重な機会をありがとうございました。