「入れ歯で噛むと痛い…」
「入れ歯がずれたり外れることが多い…」
入れ歯(部分入れ歯or総入れ歯)をお使いの方は、入れ歯で噛んだときの痛み、入れ歯のずれ・外れなどのお悩みを抱えているケースが少なくありません。安定性が低い保険の入れ歯が原因で、入れ歯の使用時にストレスを感じてしまうことも。
目次
■入れ歯で多い5つのお悩み
入れ歯(特に保険の入れ歯)をお使いの方の中には、しばしば、以下のようなお悩みが見られます。
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入れ歯で噛むと歯茎や顎の骨が痛む
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入れ歯がずれる・外れる
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発音しにくい
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飲食物の味・温度を感じにくい
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入れ歯のせいで吐き気がする
■入れ歯のお悩みをひき起こす主な原因とは?
◎入れ歯のお悩みをひき起こすのは主に3つの原因
ひと口に入れ歯のストレスと言っても、上記の①~⑤のように、それぞれの方で入れ歯のお悩みが異なります。
お悩みは様々ですが、主に以下の3つが原因で入れ歯のストレスが生じているケースが多いです。
1.入れ歯が厚く、ぴったりとフィットしていない
保険の入れ歯はレジンというプラスチック樹脂で作られています。レジン製のため、強度を保つには入れ歯を厚めに作らなければなりません。
保険の入れ歯は厚くできているため、お口の形にぴったりとフィットしにくいことも。入れ歯がぴったりとフィットしていないと、入れ歯で噛んだときに痛んだり、入れ歯のずれ・外れが起きやすくなります。
レジン製で厚く作られている保険の入れ歯。厚く作られているため、保険の入れ歯は飲食物の温度を感じにくいことが多いです。レジン=プラスチック樹脂特有の入れ歯の質感により、吐き気をもよおす方もいらっしゃいます。
上記のようなお悩みのほか、入れ歯がフィットしていないと、会話の際に入れ歯がずれたり外れて発音しにくくなることがあります。
2.入れ歯が劣化している
保険の入れ歯はプラスチック樹脂でできており、劣化しやすいデメリットがあります。
劣化した入れ歯を使い続けていると入れ歯が変形してお口の形に合わなくなり、噛んだときに痛みを感じたり入れ歯のずれ・外れが起きる場合も。
3.噛む刺激が不足し、顎の骨が溶けて噛み合わせが乱れている
保険の入れ歯に限ったことではないのですが、入れ歯はインプラントのような人工歯根がありません(同じく歯を補う治療法であるブリッジにも人工歯根がありません)。
人工歯根がないため、入れ歯は噛んだときの刺激が不足しがちです。噛む刺激が不足すると顎の骨が溶け(顎の骨の吸収現象)、噛み合わせが乱れることも。
噛み合わせが乱れるとお口の形に入れ歯が合わなくなり、噛んだ時に痛みを感じたり入れ歯のズレ・外れが起きやすくなります。
■保険の入れ歯でお悩みの方には自費の入れ歯が選択肢のひとつに
◎自費の入れ歯は機能性や見た目を高めている点が特徴
噛んだときの痛みや入れ歯のずれ・外れなど、保険の入れ歯でお悩みの方には自費の入れ歯は選択肢のひとつとなるでしょう。
おしむら歯科では、以下の3種類の自費の入れ歯を取り扱っています。
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金属床義歯
顎の粘膜(口蓋)を覆う部分(=床:しょう)が薄い金属でできた入れ歯
床が薄い金属で作られているため、飲食物の温度を感じやすいです。床が金属製であることから、レジン製の保険の入れ歯と比べて床部分の耐久性が高い、という特徴もあります。
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ノンクラスプデンチャー
入れ歯を支える金具(留め具)が金属ではなく、プラスチック樹脂やシリコンでできた部分入れ歯
プラスチック樹脂orシリコン製の留め具(ウイング)により、保険の部分入れ歯と比べて、ノンクラスプデンチャーはフィット感を高めている点が特徴です。
金属不使用のため、金属アレルギーの心配がありません。
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インプラントオーバーデンチャー
片顎につき2~4本のインプラントで支える総入れ歯
顎の骨に埋め入れたインプラントに総入れ歯を連結・装着するため、安定性が高いです。脱着可能で、ご自身で入れ歯を取り外せます。
【入れ歯専門の歯科医師による入れ歯診療を行っています】
– 入れ歯・歯のお困りごとがある方はお気軽にご相談ください –
おしむら歯科では、入れ歯専門の歯科医師(入れ歯専門医)による入れ歯診療を行っています。
診察の際は、入れ歯専門医が入れ歯、および、現在のお口の状態を詳細に確認します。入れ歯・お口の状態を詳細に確認した上で、お一人おひとりに合った治療・補綴方法をご提案させていただきます。
入れ歯専門医による専門性を高めた入れ歯診療に加え、当院では、院内に歯科技工所を設置。歯科医師と技工士が密に連携し、入れ歯を含む補綴物の精度を高めています。
入れ歯・歯のお困りごとがある方はお気軽にご相談ください。