こんにちは。おしむら歯科 院長の押村侑希です。
お子さんをお持ちの親御さんは、「子どもが歯磨きを嫌がって… どうすればイイのかな?」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
たしかに、子どもは歯磨きを嫌がりがちです。
なぜ、子どもは歯磨きを嫌がることが多いのでしょうか?
お子さんの歯磨き嫌いでお悩みの親御さんに向け、今回は、脱、“歯磨きイヤっ子”「親子で楽しく歯磨きを続けるための5つの方法」をご紹介します。
目次
■親子で楽しく歯磨きを続けるための方法 その①「歯固めを噛ませる」
◎歯固めを噛ませることで、お口の中に歯ブラシが入るときの抵抗感を減らしやすくなります
子ども、特に赤ちゃんや6歳頃までの小さな子どもは、お口の中に歯ブラシが入ることを怖がる・嫌がる傾向が見られます。
歯ブラシが入ることを怖がる・嫌がると、親御さんがお子さんの歯を磨こうとしても、そもそも、お口を開けてくれない… そんなお困りがある方も多いのではないでしょうか?
≪対処方法≫
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歯固めを噛ませて、日頃からお口の中に物が入る感覚に慣れさせておく
「歯がため(歯固め)」とは、主に赤ちゃんの為に使う道具の一種です。
[歯固めの目的・役割]
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歯固めを噛むことで歯・歯茎を刺激する
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噛む練習をする
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歯ぐずり(乳歯が生えるときの不快感で赤ちゃんがぐずったり不機嫌になること)を解消する
赤ちゃん~小さな子どもの時期に歯がためを噛ませることで、お口の中に歯ブラシが入るときの抵抗感を減らしやすくなります。
■親子で楽しく歯磨きを続けるための方法 その②「自分で磨かせ、歯磨きに慣れさせる(歯を磨くという行為に親しませる)」
◎安全性が高い「赤ちゃん・乳児用歯ブラシ」を持たせ、自分自身で磨かせてみましょう
赤ちゃん・小さな子どもが歯磨きを嫌がるのは、「慣れていないから怖い」という理由も。
≪対処方法≫
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安全性が高い「赤ちゃん・乳児用歯ブラシ」を持たせ、子どもに自分自身で磨かせる(上手に歯を磨けなくてもOK)
お子さんに自分自身で歯を磨かせた後は、親御さんが
「よくできたね!」
「上手だったね!」
「楽しいね~」
など、お子さんをほめてあげてください。ほめられると赤ちゃん・小さな子どもは歯磨きに対して
「自分で歯磨きができた(歯磨きに対する、ポジティブな成功体験)」
「歯磨きをするとお母さん・お父さんがほめてくれる」
「歯磨きをすると面白い・楽しい・嬉しい」
感覚を身につけやすくなります。
なお、赤ちゃん・小さな子どもの歯磨きは上手に磨けなくてもOK。どんな磨き方でも、お子さんが自分で歯を磨いたときはほめてあげてください。ほめた後は、親御さんによるお子さんへの仕上げ磨きを行いましょう。
■親子で楽しく歯磨きを続けるための方法 その③「歯磨きに関する絵本を読む」
◎絵本を通じ、歯磨きについて知ることで子どもが歯磨きに親しみやすくなります
赤ちゃん・小さな子どもは、歯磨きに対して「怖い」「何なのかよくわからない」というイメージを持つことが少なくありません。
≪対処方法≫
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歯磨きに関する絵本を読む(親御さんがお子さんに絵本を読み聞かせるor一緒に読む)
絵本を通じ、歯磨きについて知ることで子どもが歯磨きに親しみやすくなります。
■親子で楽しく歯磨きを続けるための方法 その④「歯を磨く姿(自分磨きor仕上げ磨き)を鏡で確認させる」
◎歯を磨いている姿を子どもに確認させてあげることで、歯磨きに対する恐怖感・抵抗感を減らしやすくなります
赤ちゃん・小さな子どもは歯磨きに対し、「怖い」「何かよくわからないことをやっている」と認識する傾向が見られます。歯磨き=「怖い」「よくわからないこと」という認識のままだと、子どもが歯磨きを嫌がりやすいです。
≪対処方法≫
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歯を磨く姿(自分磨きor仕上げ磨き)を鏡で確認させ、歯磨きのときに親御さんが声をかけてあげる
歯を磨く姿を鏡で確認させることで歯磨きに対する恐怖感・抵抗感が減り、赤ちゃん・小さな子どもが大きくお口を開けやすくなります。
赤ちゃん・子どもが自分で歯を磨くとき(自分磨き)or親御さんがお子さんの歯の仕上げ磨きをするときなど、歯を磨く姿を鏡で確認させる際は、
「かわいい歯があるね」
「たくさん、歯が生えてるね」
「次はこっちも磨いてみよう」
など、親御さんがお子さんに声をかけてあげてください。声かけにより、子どもが歯磨きの時間を“楽しい”と認識しやすくなります。
■親子で楽しく歯磨きを続けるための方法 その⑤「親子で一緒に歯を磨く」
◎親子で一緒に歯を磨くことで、歯磨きを楽しい時間にしやすくなります
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赤ちゃん・子どもが自分で歯を磨くとき(自分磨き)
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親御さんがお子さんの歯の仕上磨きをするとき
など、歯磨きの際は、
「早く磨きなさい!」
「しっかり磨きなさい!」
「なんでそんなに歯を磨くのが遅いの?」
「(仕上げ磨きのとき)じっとして!動かないで!ケガするよ!」
など、子どもをしかったり、イライラした態度を見せるのはあまり良くありません。子どもの歯磨き嫌いが強まるおそれがあります。
≪対処方法≫
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しかったり、イライラした態度を見せず、親子で一緒に歯を磨く
しかったり、イライラした態度を見せず、親子で一緒に歯を磨くことで、子どもが「歯磨き=楽しい時間」と認識しやすくなります。
【まずは、歯磨きに慣れることから始めましょう】
赤ちゃん・小さな子どもが自分で行う歯磨き(自分磨き)は、上手に磨けなくてもかまいません。
歯磨きの上手・下手に関わらず、日頃から上記の①~⑤のような方法で歯磨きに慣れさせることで、子どもの歯磨き嫌いを改善しやすくなります。
子どもの歯磨き嫌いを改善するため&子どもが歯磨きを楽しい時間と思えるように、まずは、歯磨きに慣れることから始めましょう。
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今回は、「親子で歯磨きを毎日続けるための5つの方法」のお話をさせていただきました。
子どもの歯磨き嫌いを直す方法の一つとしては、フルーツ味など、フレーバーつきの歯磨き粉を使う方法も。
フレーバーつきの歯磨き粉を含め、子ども用の歯磨き粉の選び方についてはブログにてご紹介しています。お子さんの歯磨き嫌いでお悩みの親御さんは、今回の記事と併せてリンク先のブログをご参照いただければ幸いです。