おしむら歯科では、患者さんが気付いていない「隠れ糖尿病」を
発見する取り組みを進めています。
方法は簡単。
指先から血液を1滴採り、すぐにHbA1cと血糖値を測定します。
これで、糖尿病を検査することができます。
糖尿病は、放置して重症化すると多くの合併症を引き起こす可能性のある病気。
とても怖い病気であることは皆さんご存知ですよね。
糖尿病網膜症による視力の低下や失明、糖尿病腎症による人工透析、
脳梗塞・狭心症・心筋梗塞を引き起こす大血管障害など、
全身に危険が及ぶ恐れがあるのです。
糖尿病になってしまった患者さんは皆、
「もっと早く見つかっていれば良かった」
「重症化する前に発見していれば」
と口を揃えます。
症状が出てから病院に行く方が多いのも事実ですが、
そのときには既に重症化している可能性も。
生命の危険はもちろん、様々な障害によりその後の生活に
大きな影響を及ぼすのが糖尿病です。
私たちは、歯だけでなく全身を考えた治療を大切にしています。
実は歯周病と糖尿病には密接な関係があります。
糖尿病により感染症にかかりやすくなると歯周病を発症する確率が高まります。
一方、歯周病を治療することは糖尿病の血清コントロールに
良い影響を与えるともいわれています。
歯周病治療に力を入れる歯医者だからこそ、
患者さんの糖尿病予防の役立ちたいという思いがあるのです。
ぜひ、指先の1滴で済む手軽な方法で、糖尿病チェックをしましょう。