「ラミネートベニアのセラミックチップが取れちゃった!」
「セラミックチップが取れたときは、どうすればイイの?」
歯を動かさず、前歯の表面にセラミックチップを貼り付け、前歯の見た目を整える「ラミネートベニア」。
前歯の見た目の美しさにアプローチできるラミネートベニアですが、ケースによっては、何らかの原因でセラミックチップがはがれたり、チップが取れてしまうことも。
ラミネートベニアのセラミックチップが取れたときは、どうすれば良いのでしょうか?
今回は、「ラミネートベニアのトラブルが起きたときの対処方法」&「ラミネートベニアの寿命」について、お話しします。
目次
■ラミネートベニアのトラブルが起きたときの対処方法
歯科医師の技術が不足していたり、適切な施術を行わなかった場合、ラミネートベニアが剥がれてしまうなどのトラブルが起きるケースも。
歯科医師による過失のほか、前歯で硬い物を噛み過ぎたなど、患者様の食事の内容や噛み方が原因でチップの割れ・欠けが生じるケースも見受けられます。
◎ラミネートベニアのセラミックチップが取れたときは、保管してご持参し、歯科医院を受診しましょう
ラミネートベニアのセラミックチップがはがれ、取れたときは、チップを保管してください。
チップを保管してご持参いただき、ラミネートベニアの施術を受けた歯科医院を受診しましょう。ケースにもよりますが、チップ・歯の状態によっては、チップを貼り直せる可能性があります。
{チップ・歯の状態によっては、新しいセラミックチップの貼り直しが必要なケースも}
チップのはがれ方や歯の状態によっては、新しいセラミックチップの貼り直しが必要なケースもあります。
◎クリニックごとに、ラミネートベニアの保証内容・保証年数が異なります
ラミネートベニアのセラミックチップが取れた場合、施術をしたクリニックが保証を設けており、保証年数内であれば、保証で処置・再施術の費用を軽減できる可能性があります。
おしむら歯科のラミネートベニアに関するアフターケアについては、歯科医師までお尋ねください。
■ラミネートベニアの寿命はどれくらい?
◎メンテナンスの継続により、10年以上、セラミックチップを維持することも不可能ではありません
ラミネートベニアを施術してから10年後の経過をチェックする調査では、チップのはがれや割れ・欠けなどのトラブルが起きた事例は全体の4%だった、と報告されています(※)。
(※)Professor and chair, Department of Operative Dentistry,
University of North Carolina,et al.「A Prospective Ten-Year
Clinical Trial of Porcelain Veneers」(2006)より引用。
上記の調査結果から、ラミネートベニアは、メンテナンスの継続により、10年以上、セラミックチップを維持することも不可能ではありません。
【前歯の状態を見極め、適切にラミネートベニアの施術を行うことが重要です】
ラミネートベニアを維持するためには、前歯の状態を見極めた上での適切な施術が重要です。適切な施術を行い、メンテナンスを継続することで、セラミックチップを維持しやすくなります。
お悩みの方も多い、前歯の歯の色。
テトラサイクリン歯、歯牙フッ素症など、症状によっては、ホワイトニングでは歯を白くしにくいことも。
ホワイトニングで歯を白くできなかった方は、ラミネートベニアという選択肢もあります。
前歯の色でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。
歯科医師が現在の歯の色・歯の状態を見極め、お一人おひとりに合った治療方法をご提案させていただきます。