当院では障害をお持ちで、自分の力で飲み込めないお子様の機能訓練のための訪問診療もおこなっています。例えば、障害があり口が常に開いているような場合は歯が出てきてしまうことも。すると歯が前に出てきて、その歯が下唇にあたってしまって下唇が切れてしまう…。そういった悪循環が起きていることもあります。ずっと寝たきりで下をむいたまま毎日を過ごし、ご飯も食べられない子、そして支えるご家族の支えにもなれるようにと在宅訪問診療をおこなっています。
お子様の現在の状態や年齢に合わせて機能訓練など最適なケアをできるように治療計画を立て、専門的な分野に関しては藤田保健衛生大学のリハビリ科の方々と連携し、リハビリの方はお医者さんの手を借りるなどをして、目の前にいる方が1日でも早く良くなるようにサポート体制を整えています。
食べられなかったお子様との
エピソード
寝たきりのお子様の機能訓練をするようになったらペースト状のものが食べられるようになったことがありました。そういう子が少しでも機能的にできることが増えたらいいなと願っています。